▪️音楽監督 田島 篤(指揮者 作・編曲家)

当団の音楽監督であり、指揮者・作曲家である田島 篤 (たじま あつし)を紹介します。
1988年EUCAアカデミー国際コンクール指揮者部門において優勝し、ドイツに留学。
フランクフルト音楽大学にて、指揮法をR.Schissies、F.Klark両氏に師事し、オーケストラの殿堂であるウィーン楽友協会にてデビュー。ドイツ国家演奏家資格を有し、ヨーロッパをはじめ各国の管弦楽団との共演を続け、2000年には新響管弦楽団の音楽監督に就任。
国内外で活躍する傍ら、全て木管楽器で編成されたオーケストラ「アンゲル」の結成など、新しい分野の開拓にも力を注いできた。
2007年「フルートフェスティバル in Tokyo」の指揮者に抜擢され、称賛を浴びた。吹奏楽の分野でも活躍しており、阪急東京吹奏楽団を長年にわたり指導してきた。
東京都吹奏楽連盟主催の合同演奏会の指揮を2年連続で務め、コンクール等の審査員も務めた。また、作曲家としても活躍しており、これまでに手がけた曲は、300曲以上になり、評価も高い。
2007年、東京「ときわ台」駅で踏切自殺をしようとした女性を助け、殉職した警察官、宮本邦彦警部の追悼曲「その勇気を忘れないで」を作曲し、これを機に自殺撲滅のための運動に尽力し、楽曲提供や、チャリティーコンサート等を積極的に展開し、貢献している。
近年、韓国での演奏活動や学生の指導といった活躍が目立つ一方、オカリナ界での活躍も目覚ましく「ナイト・オカリナ楽団」の常任指揮者をはじめ、合奏音楽としてのオカリナの地位を確立すべく啓蒙を展開し、著書や雑誌の連載など、多岐にわたり活動している。
また、JASRAC(日本音楽著作権協会)主催の東日本大震災の復興応援「こころ音プロジェクト」には「あしたを信じて」という曲を提供して参加している(JASRAC ホームページより試聴可能)。
もちろん一般の管弦楽団や吹奏楽団、学生や子供の指導にも惜しみなく精力的に活動している。